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かんちゃんの気になる記

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親の権限?

2008 - 07/21 [Mon] - 22:32

まぁ、仕方ない、未成年だから。小学生やから。
親がそうと決めたら従うしかない…のか?!


大体、その年頃になると
いろ~んな楽しい事があって、興味があって、
好きで始めたピアノも少し練習をサボリがちになる。
そんな事は、とりわけ珍しい事でも何でもなく、
子供ならではの、いわば普通の事。


「今、トモダチと楽しい事」と「ピアノが楽しい事」は
全く別のモノで、それはそれ、これはこれ、と自分で判断して
どちらも楽しくやってく、という要領を得るには、
前者がある程度落ち着くまで無理なのよ、だって楽しいんやもん。
そんなもん、大人だって出来ない人たっくさん居るのに。
去年、あの街に引っ越して来て、仲良くなれたトモダチと
遊びたいよね。特に夏休み入ったばっかりだし。




彼の母親は、2週間ほど前、


「この子、最近遊ぶ事に一生懸命で練習サボるんです。」


と言いに来た。
私はそういう時期でも興味持てる方法を親に提示し、
それを実行し、そして、彼のやる気も戻ってきていたのに、
母親は子供の目の前で、


「月謝払ってる親の身にもなってよ!」

「月謝が勿体ない。」


と何度も連呼。

確かに親の身になれば、少しでもサボると腹立たしいのかもしれんが
本当に上手で才能ある子なのに、遊ぶから止めさせるとは、どうよ?
親の都合で引っ越しを余儀なくされて、
他人をお父さんと呼び、お祖父ちゃんと呼び、
それでも彼は本当に素直な子だからこそ、
ここの同級生とも仲良くなれて、ピアノ一緒に弾くトモダチも出来て、
毎日を楽しく過ごしているんやで?
それは全くもって「彼の力」やねんで?それを・・・。

しかも子供の前で、お金お金って…


そんな彼の母親は、毎月と言っていい程、月謝を滞納。
決して金銭的に厳しいご家庭では無いのに。


だらしないのはアナタじゃないかえ?
その背中を見てるからこそ、たまにサボってしまうんじゃないかえ?





「お休みの日をお伝えするので、
いつもの連絡帳忘れずに持ってきて下さいね」

と言えば、


「私はそこまで関われません。」

と逆切れ。そんな日もあった。



おい、誰の子やねん?






彼はただ、
トモダチとも仲良くしたいし、
ピアノも楽しく弾きたいと思っているだけなのに。
あんなに上手に弾くのに。
だけど、ちょっと時間の使い方がよくワカラナイだけなのに。





いつも学校での事を話してくれたり
恋バナしたり


きっと家では誰も聞いてくれへんのやね。




そんな、よく喋る彼は先日、終始無言で
ホワイトボードに落書きを始めた。

何か伝えたいけど、上手く伝えられないんだろう、と、
放置して出来上がりを待つと・・・










080721_184255.jpg






わかりますか?

真ん中にある「看板」の文字は、






「ゴミすてば」








…お母さんに言われたんやね。

「やめさせるからね!ピアノも捨てるからね!!」


って。

よっぽどショックやったんやね。
書いた後、無言のまま彼は泣きました。
初めて私の前で、泣きました。



そしてお気に入りのブルグミュラーのアヴェ・マリアを
それは上手に弾きながら「もっかい弾いていい?」と懇願。



気が済むまで弾いた後、ほぼそれと同時に、
彼の母親がやって来て、



「この子、言う事聞かないので、今月いっぱいでやめさせます。
夕べ、この子とも話し合いましたのでっ。」




と言って、滞納していた月謝を私に支払い、

彼に「帰るよ。」と・・・








お母さん、この子、泣いてるよ?
このホワイトボード見てよ。今さっき、この子が書いたよ?
アンタの息子、何が言いたいか、わからんの?








…ワカランのやんな。

ワカランから、こういう結果になるんやんな。








「夏休みに入ったら先生のグランドピアノ弾きに行くわな。」

「それで、連弾しよなっ!」

「夏休みにエリーゼの為に教えてな。」










ゆう君・・・。
いつの夏休みでもエエからな。
せんせぇ、おばァになっても待ってるで。



来週の、最後のレッスンは
今までで一番楽しいレッスンにしよな!

ブログを読ませて頂いて、涙が止まりませんでした。

あくまで想像ですが、彼の環境では、きっと、言うに言えない
辛い事も一杯あるのではないでしょうか。

もし、そうならば、
『ピアノが上手に弾ける』と言う事が、
大袈裟かもしれませんが、
生きる自信にも繋がっているでしょうし、
(彼は自覚していないだろうが・・・)
自分と、きちんと向き合ってくれる先生と過ごすレッスンの時間が
とても大切で、楽しく貴重なモノだったでしょう。

それらを無理矢理取り上げられた、今の彼の気持ち・・・。
あの絵と、無言の涙・・・。

何回見ても泣けてきます。

お金だけの問題ならば、本来、町の天狗が参上すべきですが、
今回の場合は、親付きの小学生だけに、そうも行きません。

かんちゃん先生も、多分、そうなのでしょう。

『親に頼らんと、ちゃんとバイトして頑張りや!』
とか、
『あんた、出世払いにしとくから、頑張って練習するんやで。
まあ、返してもらう時は、倍返しやけどな。ケケケ!』

とか言えたら、どれだけ楽か。

これから、彼が出会うであろう、様々な出来事。
辛さのあまり、自分が壊れそうになった時、

『僕には、僕の良いところを認めて、ずっとずっと応援してくれてる
先生がいてるんや!』

そう思い出して、頑張ってくれる事を願って止みません。

健気な、ゆう君に、幸多かれ!

                                          
                                          無力な・・・町の天狗
















町の天狗さんへ

私の気持ちを代弁して下さる様なコメントを
ありがとうございました…!


「取り上げられた…」
まさにその通りです。

彼は今までに何度も「やめたくない!」と言い続け、
母親が納得するように沢山練習して、
苦手な所も少しずつ克服してきました。

なのに、…ね。


私思うに、
この街に、人間に、生活スタイルに、
実は母親が馴染めなくて、
余儀なくされた引っ越しでも、
前校でのトモダチとの別れも乗り越え、
強く前向きにトモダチを作り、
そして大好きなピアノを弾く事で、
明るく元気に過ごせていた彼に嫉妬してるんじゃないかな?とも思えたり。



来週のレッスンは沢山彼とお話して、
何か彼の好きそうな曲を弾いてあげたいと思います。
天狗さんのお気持ちも、しっかり伝えて来ますね。
有り難うございました!

悲しい

私も 家庭の都合で大好きなピアノを断念しました。

未だに ピアノへの気持ちは 消えていません。

子育て 一段落したら・・・

大人のピアノ教室・・・みたいな所へ行きたいなって思っています・・・・

子供の頃のピアノ教室 嫌で嫌で 行く前になったら おなかいたくなった。っていう話しも しばしば 聞くのですが 私は 全く ゆう君と 同じ・・・

大好きなピアノ教室に行けないどころか ある日 家に帰ってみると
大好きなピアノまでもが 姿を消していました・・・・

心の傷は 残ったままです・・・・いくら 娘に ピアノをさせたとしても
 消えてないのです。

大粒の涙が 止まりません。
神様が いてるなら ゆう君から  ピアノを取り上げないで・・・・

ぽんたさんへ

大変な思い…でしたね…


よし!ぽんたさんのレッスンは私が引き受けた!!

…と言いたい所だけど、
私とぽんたさん…

あかんあかん、
喋り倒してレッスンにならへんやろね(^^;)


ゆう君に、ぽんたさんの気持ちも伝わるよう、
頑張ります。
ありがとう!

なんなんだろうね・・

ホワイトボードの絵が、ほんと切なかった・・・

なんかね、言葉ないわ・・・

ぷろもはんへ

私も「その時」は絶句しました。

いつもの落書きはサッサと消しますが
これはさすがに消せず、そのままです。

でも来週、またこれを彼が見ると思えば残酷ですよね。
いつかは消さなくちゃ。

切ないです。

切ないね。

読んでてせつなくなりました。
本当にピアノ好きな彼なんですね。

何とか続けられたら良いのになと思うけど、
来週でどんでん返しとか、無いのかな…。

読んでいると、お母さんは、今色々辛くて
自分の事でいっぱいなのかもね。
だから、息子の気持ちやサインが見えないのかも。

お金の事も、新しい家族では認められにくい環境で
イラついているのかなとか、
「親」やってるもんで、そっち側の気持ちとかも
気になりました。

親からしたら「止めろ」は好きでやってる子には
最後の切り札的な言葉だと思うんだけど
ホントに止めさせちゃったら、そこで終わるんだけどね。
そんなズレた親子の気持ちのままで止めちゃったら
これから、彼が気持ちを開かなくなっていきそうだよね。

本当に「話し合った」のかなぁ。
もう一度、ゆっくり彼と話し合って欲しいね。お母さん。

いつから?

人間て
いつ(何歳)から鈍感になり始めるんやろ?

スタート(生まれた時)は皆並んでた筈やのに…

すみあんさんへ

>来週でどんでん返しとか、無いのかな…。

実は私も心の中で、それを願ってます。
何とかこの1週間、家で頑張ってくれへんかな…って。


すみあんさんの言う通り、
親の気持ち、立場、色々あるんかもしれへん、
って考えてみたけど、
やっぱりちょっと、そこの親は違うかな~。
だって割と好きなことしてはるみたいやし…。
だからこそ「どうよ?」って思うんよね。
それに、彼の妹にはデレデレで。

可哀想すぎるねん…。

ごんたさんへ

そうやねぇ…
この子はこんなにも敏感やのにね。
そのまま大人になってくれたらエエねんけど…。

涙がとまらなかった!私もそのお母さんと同じことを、していたのだと、いま気が付いた。
コドモが練習しないという理由でやめさせました。こどもはどんな気持ちでやめたのだろうか?
想像すらしなかった。ごめんねといま誤ってももう遅いんだあろうな1反省してます。

がみがみ母さん さんへ

遅くないと思います!
気持ちが伝われば良いと思います…

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